1章

<バックグラウンドプロセスの役割>
○SMON
・未使用の一時セグメントをクリーンアップする
インスタンス障害後、次回インスタンス起動時にインスタンスリカバリを実行する


○PMON
・セッションのアイドルセッションタイムアウトを監視する
・ユーザプロセス障害発生時、プロセスリカバリを実行する
・データベースバッファキャッシュのクリーンアップをする
・データベースサービスをリスナーに動的に登録する
・ディスパッチャ、サーバプロセスを定期的に確認する
・定期的に確認して稼動停止しているものを再起動する


○ARCn
・書き込み済みのREDOログファイルをアーカイブ領域にコピーする


RECO
・分散データベース構成で使用
・分散トランザクションに関する障害を解決する


○MMON
・特定のメトリックでしきい値違反が発生した場合のアラート発行
SQLオブジェクトの統計値の取得
・追加プロセス(MMONスレーブ)を起動してスナップショットを取得


○DBWn
・データベースバッファキャッシュ内の変更されたバッファをディスクに書き込む
・DB_WRITER_PROCESS初期化パラメータにプロセス数を指定する


<論理データベース構造>○表領域
・表や索引を格納する論理的な単位
・1つ以上の物理データファイルから構成
・複数のセグメントを格納できる


○セグメント
・データセグメント、一時セグメント、UNDOセグメントがある
・1つ以上のエクステントから構成
・1つのセグメントは複数の表領域にまたがる事はできない
・複数のデータファイルにまたがって格納することはできる


○エクステント
・1つ以上の連続したデータブロックの集まり
・1つのデータファイルに格納
・データファイルには1つ以上のエクステントが格納される


○データブロック
・OracleI/Oの最小単位


<論理データベース構造図形>

表領域 ← データファイル

 ↓

セグメント

 ↓

エクステント

 ↓

データブロック ← OSブロック