2009-07-07から1日間の記事一覧

Oracleデータベース

Oracleデータベースサーバは以下の2点で構成している ・Oracleインスタンス ・Oracleデータベース <Oracleインスタンス> Oracleインスタンスは以下2点で構成している ・システムグローバル領域(SGA) ・バックグラウンドプロセス <Oracleデータベース> …

Oracleのメモリ構造を知る(SGA、PGA編)

Oracleインスタンスを構成するシステムグローバル領域には以下5点がある ・共有プール・・・ユーザで共有するSQL、PL/SQLをキャッシュする ・データベースバッファキャッシュ・・・データファイルから取り出したデータをキャッシュし、更新データをデータフ…

Oracleのプロセス構造を知る

<サーバプロセスとは> ユーザプロセスからの要求を処理するプロセスのこと <バックグラウンドプロセスとは> システムグローバル領域を管理し、データファイルにデータを書き込むI/Oを実行するプロセス<バックグラウンドプロセス種類> バックグラウンド…

初期化パラメータ

<初期化パラメータとは> インスタンス起動時に読み込むファイルのこと。 Oracleではインスタンスを構成するSGAやバックグラウンドプロセスの数を 初期化パラメータに指定する。 <種類> ・サーバパラメータファイル(SPFILE) →優先的に読み込まれるバイ…

メモリコンポーネントの管理

Oracle11gでのメモリコンポーネントの管理には以下3つの方法がある ・自動メモリ管理 ・自動共有メモリ管理 ・手動共有メモリ管理 <自動メモリ管理とは> Oracle11gからサポートされた機能で、初期化パラメータのmemory_targetに メモリサイズを指定する…

データベースの起動と停止

データベースを全体で使用可能にするには以下のステップを実行しなければならない ?インスタンスの起動(NOMOUNT) ?データベースのマウント(MOUNT) ?データベースのオープン(OPEN)<インスタンスの起動とは> 初期化パラメータを読み込んで、その値をSG…

OracleNet接続識別子

クライアントからOracleNetに接続するには接続文字列を使用して接続要求する 以下のように入力し接続要求をする ユーザ名/パスワード@接続識別子上記の「接続識別子」はOracleサーバのネーミングメソッドによって 名前解決される

OracleNetネーミングメソッド

<ネーミングメソッドとは> Oracleサーバに接続するためのOracleサーバの場所と データベースサービスの名前を示す接続識別子を解決するもの <種類> ・簡易接続ネーミング ・ローカルネーミング ・ディレクトリネーミング ・外部ネーミング

簡易接続ネーミング

クライアントから以下のようにTCP/IP文字列を使用してOracleデータベースに接続します username/password@hostname [:port][/service_name]username・・・ユーザー名 password・・・パスワード hostname・・・リスナーが稼動するホスト名 port・・・ポート番…

ローカルネーミング

ローカルネーミングはtnsnames.oraを使用してネットサービス名を接続記述子にして データベースへアクセスする。 <ローカルネーミングを構成するには> ・EMを使用する ・OracleNetManagerを使用する ・Linux、Unixの場合は「netmgr」と入力する <ローカル…